全蒲資源委員会

全国蒲鉾水産加工業協同組合に所属しており、私はその中の資源委員会に入っております。年に数回程度全蒲の秋葉原にある事務局で、すり身会社や代理店の方から、水産資源の状況や世界の練り製品の生産状況などのお話を聞きながら、今後の蒲鉾作りの大事な情報原として非常に参考になる会議です。

 

先日出席した資源委員会の内容は、蒲鉾屋さんにとって頭を抱えるもでした。蒲鉾の材料の各種類のお魚のすり身がまた上がるという内容であり、これで最近はうなぎのぼりで価格上昇しております。原因は色々とあるのですが、北海道産のすり身や東南アジアのすり身が大きく減産する中、北米産のすり身に頼らざる得ない状況にあり、円安や欧州のフィレの需要に引っ張られて、価格が上がっています。

 

価格に転嫁出来れば良いのですが、中々思うように行かないのが現実であり、コストの上昇を企業努力で吸収していますが、大変です。北海道の増産を心から願っております。北方領土は日本のものです。日ソ不可侵を一方的に破棄してどさくさに占領しており、豊富な漁場で漁が出来ない現状に激しい憤りを感じております。

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